西日本、少しずつ位置を変えながら大雨が続いています。
「線状降水帯(せんじょうこうすいたい)」という初めて聞く、十数キロも厚みのある分厚い積乱雲が次々と雨を降らせています。
数キロの厚みがあれば雨を降らせることができるのに何倍もの厚みで同じ所にとどまっていれば甚大な被害も出てしまいますよね。
大雨の前から避難を知らせてくれるようになり、近年は随分予測もできるようになったものだと思います。
高齢者や幼児や妊婦や障害のある方など、弱者と呼ばれる方々は早めに避難するようにと言ってくれます。
数十年に1度の雨と聞いても想像できませんが、最近はツイッターなどで現状を知らせたり、救援を求めたりすることも多いです。
「百聞は一見に如かず(百聞不如一見 ひゃくぶんはいっけんにしかず)」は前漢の将軍、趙充国(ちょう じゅうこく、紀元前137年 - 紀元前52年)の言葉ですが、遠くの敵のことは離れたここからではわからないので出兵して間近で見て報告して方策を練らねばならないと天子に言ったそうです。
私の子どもの頃はラジオや新聞の時代からTVの時代になり、電話も固定電話から今は1人ずつが持つ携帯やスマホの時代になりました。
写真や動画も誰でも発信できるようになりました。
実際に起こっていることをほぼ同時刻に発信し多くの人が知ることができる時代は、私の幼い頃は漫画や小説の世界でした。
50年ほどの間に予報も含めて正確になり、世の中は便利になりました。
今も実際に見ることの重要性は間違いないと思います。
現地に行かねばわからないことも多いと思いますがSNSから発信される動画でも十分に伝わってきます。
それを見て、また見知らぬ方々の無事を祈りたい気持ちも大切だと思います。
いくら便利になっても、最初の行動は、避難も含めて個々人に任されています。
梅雨や台風、まだまだ続きます。
自分に置き換えると、きっと最初の行動難しいだろうなと思いますが、せめてj避難は早めにしたいと思います。
大雨、雷、早く収まりますように。
災害に遭われた皆様心よりお見舞い申し上げます。
救援、復旧に従事される皆様のご無事もお祈り申し上げます。
2017年 七夕