明日は正月事始め

明日１２月１３日は正月事始め。

TVのニュースで仏様のお身ぬぐいや、神社の大しめ縄の準備などのニュースを見ること増えてきました。

兵庫県の丹波篠山は、松飾用の松の産地だそうです。

毎年あたり前のようにお正月用の生け花の松や、門松の松を見てきましたがその松が栽培されたものとは知りませんでした。

すっくとまっすぐに伸びた松は農家さんが広い敷地で丁寧に栽培されていることをニュースで見て初めて知りました。

昔は、正月用の門松に使う松や調理するための薪を取りに山に入るのを”松迎え”と呼んで、正月の準備を始める正月事始めの日の１２月１３日（←昔の暦で必ず良い日と設定されている日）から行われたそうですが、現代では門松や正月飾りは買ってきますし、かまどじゃなくてコンロやクッキングヒーターを使うので、山に入ることは街中ではありませんね。

それでも五穀豊穣をもたらす歳神様（年神様）が、我が家に迷わずに来てくださる目印としての依り代（よりしろ）の門松や正月飾りをスーパーなどで見かけると頑張って掃除せんとあかん！とは、思います（笑）

来年の干支はうさぎ。

コロナやロシアのウクライナ侵攻などによる円高による値上げやエネルギー不足みたいな不景気な話から、ピョンと飛び出して良い世の中になるといいですね。

縁起物…

年中青々としている松は不老長寿の象徴、

垂直にまっすぐ育つことから生命力の強さの象徴の竹、

年の初めから紅白に咲くめでたい梅、

葉が幾重にも重なる様子から吉事が重なるようにとの葉牡丹、

難を転じて福となす、と、紅白の実がなる南天…

語呂合わせなどで無理やり感のあるものもありますが、縁起物で気分を新たにして新年はよい年であるように願ってきたご先祖様の気持ちが、なにげに強く感じられる１年でした。

明日は神戸は天気が崩れて明後日１４日から寒波が来るようです。早めに用事済ませておこうっと。

イ・ドンウク君の「九尾狐＜クミホ＞伝～不滅の愛」を作っていたのですがなかなか終わりません。