2015年、もうあとわずかになってきました。
この時期、旅行や帰省中の皆さまも多いかもしれませんね。
我が家の大掃除、早めにやったピンポイント大掃除の部分以外は微妙なので、年神様ちゃんと来てくださるかしら…と、ちと心配。
いや、今からでも頑張らんとねー。
さて、初詣に行かれる方も多いと思いますが、お参りする時の作法戸惑うこと多くないですか?
私も今年ボケてきたのか、一瞬戸惑ってしまいまして。
来年用に、時間のある時にメモって置いておこうかと。
まずは、神社。
神社には、鳥居あると思いますが、鳥居から先が神様がいらっしゃる所なので、人間が住む所との境目、結界なので、鳥居手前で一揖(いちゆう)します。←軽く一礼
参道の真ん中は神様が。
なので人間は中央は避けて通ります。
手水舎(てみずしゃorちょうずや)で、身を清めます。
(神様に会う前に穢れを払うのですね。)
右手で柄杓(ひしゃく)を持ち水をすくい左手に水をかける。
次に左手に柄杓を持ち替えて右手に水をかける。
さらに右手に持ち替え、左手の手のひらをまあるくして水を注ぎ、その水で口をすすぎます。
残った水で左手を清めて、柄杓を立てて柄の部分に水を流し清めて、もとの場所に戻します。
※柄杓ですくうのは1度だけが正しいのだそうです。
穢れを払うのですから、無住などで、汚れている場合はパスしてもいいと思います。
お参り
神殿の前で一揖(軽く一礼)し、鈴を鳴らし、お賽銭を入れます。
※鈴には魔よけの力があり、神様をお招きする意味もあるそうなので、先に鈴を鳴らすのだそうです。
この後いろんなパターンあるのですが、一般的には、
二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)します。
深くお辞儀を2回、拍手を2回、最後に深いお辞儀を1回。
※二拝二拍手一拝とも言いますが、深いお辞儀が「拝」で90度くらい。
拍手する手は少しずらしてするといい音が出るそうです。
お参りの後おみくじを引くこともありますね。
おみくじを引いてあまりよくない場合は、厄払いのために結んで帰ります。
よいおみくじの場合は持ち帰っても大丈夫。
帰りも同じように参道の中央は避け、鳥居をくぐったら軽く一礼します。
お寺さんの場合は山門の手前で一揖します。
参道は中央を歩いてもいいそうです。
神社と同じように手水舎で清めます。
お線香をあげる所があればあげます。
お寺さんによったら火のついたお線香を渡されることありますが、そうでなければろうそくに火をともし、お線香をあげます。
鐘をつく場合はお参りの前に。
お参りは
一揖し、お賽銭を入れ
胸の前あたりで手を合わせ(合掌)し、お祈りします。
神社のように拍手はしません。
帰り、山門をくぐると、一揖します。
寺院のお賽銭は、お布施の意味でするので「自らの欲を捨てる」という行為ですね。
神社で神様に感謝やお礼の意味でするお賽銭とは意味合いが異なります。
一揖(いちゆう)って普段使いませんが、会釈というのと同じくらいの礼だと思います。
拝は、深々とするお辞儀。
何にでも例外はありますが、一般的なお参りについてカキコしてみました。
多くの方が参られる初詣は、このようにお参りできない場合もあるかもわかりませんが、知っているほうが、いいかも、ですよね。
えべっさんは商売繁盛の神様ですが、耳が遠いので、通常のお参りの後、横に回ってここをたたいてお参りください、ということが多いと思います。私の小さい時住んでいた近所のえべっさんは裏からトントンたたいていました。
このように異なる作法あると思います。
神様や仏様にご挨拶に行く気持ちが一番大切だと思います。
氏神様や菩提寺が近ければ、まずそちらからお参りを。
私は、記憶のある小さい時から、おぜんざいや甘酒など、食い気につられてお参りをしていたような。
今のような飽食の時代ではないし、ありがたいおさがりと思っていただいていました。
今はもうこれ以上身につかなくてよくなってしまいました(笑)
そろそろお飾りを買いに行かないと…
おやすみなさい
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